添加物・汚染物質





添加物・汚染物質

2005/02/25の日記に加筆修正して、2006/02/22にアップです
コメント欄も有益ですので、興味の有る方は、ジャンプしてみてください




■添加物の有る物を避けるのは難しいですが■
今日は、添加物と汚染された海や川に住む魚を食べることに関する記述を
鶴田静さん著の「ベジタリアンの文化誌」から引用します
引用部は茶色で、太字は、私がわざわざしたものです。
およそ食品と名のつくもの、ことにそれが自家製ではなく
大量生産されたものなら、すべてのものに合成化学物質が添加されている。
加工しやすくし、味と品質をそのままに保ち、見ばえを美しく、生産地から遠くへ
運ぶためだ。保存料・酸化防止剤・人口甘味料・発色剤・乳化剤・合成着色料・
膨張剤・安定剤などである。
合成化学物質である添加物はさまざまな毒性を持っているのだから、からだによい
はずはない。急性中毒症を起こすもの、皮膚から内臓に至るまであらゆる器官を
傷つけるもの、発がん性・催奇性のあるもの、遺伝的障害を起こすものなどもある。

1995年に起きた森永ヒ素混入ミルク事件では、中毒症患者は12,000人、死亡者は130人、
いずれも赤ちゃんだった。
1968年の「カミネ油症事件」は、カミネという会社の米ぬか油にPCBが混入されて、
西日本一帯の10,000人以上の人々を中毒症におちいらせ、
1986年には死者120人以上を出しているそうです。
2002年に、カミネ油症の主犯はPCBよりももっと毒性の強いダイオキシン類と推測されたそうです。
もっと詳しく書いてありますが、ここでは、カットします。

■食べることに危険があっては困りますね■
食べることによって、死んだり病気になったりすることがあっていいのだろうか。
食べるという行為は、
生命を維持し、からだと精神を健康に保つことが目的であるはずなのだ。
添加物を体内に取り入れることは、「食べる」ということの
意味を根本からくつがえすに等しい。


ベジタリアニズムの語源が持つ本来の意味は、
「生命にあふれたものを食べて健康に生きること」
だから、加工食品を食べることはベジタリアニズムとはまさに逆方向だ。


実際現代では、食品公害を懸念してベジタリアンになったという人々が非常に多い。
1986年、アメリカ人の食生活を調査したとき、40代の建設会社従業員は
私のインタビューに答えてこう言った。
「10年前から、食品添加物を避けるためにパック入り食品を食べないようにした
んです。そうしているうちに、肉と甘い物が自然に減っていきました。
今では妻と娘ともども、肉食をきっぱりとやめていますよ」

彼は間違っていなかった。

に続き、1983年アメリカ食品医薬局の「米国産の食肉は推定500~600種類もの有害化学物質で
汚染されている」という発表を毎日新聞が報じていることや、アメリカ防疫センターの研究によって
「大量の抗生物質が原因で(中略)人間に治療困難な腸の病気が発生してることを示す証拠が
つきとめられた」
と朝日新聞が報じた事などが書かれています。

■肉よりはマシと思ってますが、私は魚もやめました■
食品がが[有害化学物質]で汚染されているのは、加工の過程だけではない。
原材料がすでに汚染されているのだ。海や川には合成洗剤・工場廃水・害虫駆除剤
が流れ込み、PCBや水銀などの化学物質で汚染されている。
そしてそれらが魚介類の体内に蓄積されていくのだ。


このあと、有名な水俣病について詳しい記述がありますが、ここではカットします。
水俣病って、世界中に発生してたんだ!と、この本で初めて知りました。
子供たちは学校でそこまで教えられたのかしら。
魚はどうなのかと尋ねられたことありますね。
私は水質汚染と養殖魚への添加物、動物愛護の気持ちで食べません。
じゃ、土壌の汚染や農薬は?と訊かれても、危険さ度合い、不透明さが違うよねえ、
としか今は言えないかな~^^;

ナチュラルハイジーンの松田先生の本では、肉魚をやめられない場合は、肉ならオーガニックを、
肉より魚を、魚なら養殖魚を避けて天然の青魚を、食べ方としては、風味づけやだし程度、
または週に1~2度以下、50~80gの魚をお刺身で摂るのがオススメと書いてます。
加熱すると酵素が失われるので、人の体内にある大事な消化酵素が奪われる、タンパク質が凝固して
酵素抵抗連鎖結合というのを起こし、タンパク質を効率よく分解・消化・利用できなくなるそうです。

これは、ひとつの情報です、読まれた方に、1つの情報を提供しただけです。
どうするかは一人一人の判断ですね。


ただ買うだけで食物を得ようとするなら、死に繋がる物質をも買ってしまうことになる。
そして楽に大量生産しようとするなら、作る者・売る者自身も、
害を免れることはできないのだ。

うちの子供達が添加物を小学校で学習した時は、まだまだ添加物だらけでした。
生協では福神漬けは昔から地味でしたが、出先で出される赤い福神漬けを嫌がるように
なったので、
学校教育で若者の意識が育まれるのは望ましいと思っていました。

現在、添加物が原因の大きな事件は起きてませんし、添加物に配慮した製品も
かなり見受けられるようになってますね。
コンビにのお弁当も随分と配慮されているらしいですね。

遠くでとれたものを運んで新鮮で食べられるはずが無いですね。
そこで多くの加工や添加物が必要になるので、本来の形や味でなくなるのは仕方ないと思うか、
ではマクロビオティックのように、自分の住む所で取れた物を旬の時期に食べるようにしましょうという
姿勢になるか、どれが自然な形なのかと考えると、理想の食事は見えてくるのではないでしょうか。

ナチュラルハイジーンでは、加工物や精製されたものは摂らないほうがいいと教えてくれます。
どれも納得のいく説明なのですが、実践となると、なかなか難しいものです。
完璧は無理でも、どうあるべきかをいつも意識していたいですね。


雲 竹彩さんが2005/02/24から乳製品について書いてます。
動物愛護と乳製品の危険性についても興味をもってみませんか。

■食肉には様々な添加物が■
動物達が病気にならないように、美味しくなるように、お乳がたくさん出るように、
抗生物質や成長ホルモンが投与されているという事実をご存知ですか。
「菜食のススメ」というサイトの「家畜のエサを検証する」のページで、
そういう肉を食べ続けることの恐ろしさを知ってください。

■ベジタリアンの理由も食べものの選び方も人それぞれ■
ナチュラルハイジーンでは、肉も魚も加工品も、精製食品もよくないと言っています。
工場で作られるものは、ほとんど良くないのです。
工場で作られたもの以外を食べて生きていくのは大変です。なるべくなるべく、
私はそういうものを摂らないようにとは思っています。思っているといないで、
姿勢は変わってくると思います。いいものが作られるように、意識していきたいですね。

■ナチュラルハイジーンをもっと知りたい方へ■
ナチュラルハイジーンは菜食のひとつの形です。朝フルの元祖です。
初めてお越しの方、興味をお持ちになった方は、
今まで書いた関連日記をごらんください。
類書のご紹介や出版社、ナチュハイ実践者の掲示板もしてます。
是非そちらのサイトにもジャンプしてみてください。


フリーページでもご紹介(重複あり)してます。
興味を惹かれる内容だけお読みください。あなたと波長のあうものもあるかもしれません。
あなたともご縁があるかも、どうぞよろしくね。

■ナチュラルハイジーンとは■
私は、究極の健康を維持するライフスタイルだと思っていて、
他のページや日記で、少しずつ本から引用したりしてご紹介してます。

●google で「ナチュラルハイジーン」で検索すると、3,820件のヒットです。(2005/02現在)
いまでは、けっこうたくさんの人がブログでも書いたりしています。

日本の本拠地と言えるグスコー出版にジャンプしてみてください。

■ベジタリアンは栄養不足にならないのか■
というご質問に昨日のコメントへのレスでかきましたが、機会がありましたら、
今後また書いていきたいと思ってます。とりあえず、そこからコピペします。

■よく書いてますが、また。ベジタリアンに興味持ってね■
多くの病気のもとになると立証されている肉を食べないぶん、病気を防ぐ効果が
あると日々新発見されている野菜や果物を余分に食べているベジタリアンが
健康なのは、当たり前だと思いませんか。
フリーページでもご案内してますので、よろしかったら、ごらんください。


■ああ、やっぱ今日も長^^;■
ご精読ありがとうございました。いえいえ、ざっとでも嬉しいです。
あなたのご健康をお祈りしております!




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